私の決意
地方分散型社会のモデル都市を目指して
私は、市長に就任以来、第6次総合計画では「子どもからお年寄りまで安心して暮らせるまち」を、第7次総合計画では「次代を担う子どもたちに夢と希望を お年寄りには感謝を」を基本理念とし、「ITを活用した心が通う便利で心豊かな田舎暮らしの実現」という具体的なまちづくりの方針を示す中で、市民の皆様、国や京都府、各種団体、教育機関や企業等との多様な連携のもと、つながりを強化し、施策の推進に全力で取り組んできました。
今後、この12年間において築き上げてきたまちづくりの基盤、多様な連携の成果を最大限に生かし、持続可能なまちづくりを次代に引き継ぐ確かな道筋を示すため、京都舞鶴港を活用した物流センター機能の整備や水素等の活用を視野に入れたカーボンニュートラルポートの形成、日本海側の「国防」「海の安全」「ものづくり」を支える造船技術を活かした産業基盤の強化、京都府北部5市2町の水平連携による高度な医療提供体制や仕事とつながる多様な教育環境の充実、時代の変化に対応した新たな自治会支援策の創設による地域コミュニティの活性化などに取り組み、舞鶴市が有する機能をさらに高め、地方分散型社会のモデル都市を実現し、この地域が50年後、100年後も我が国にとって重要な地域であり続けられるまちづくりを展開してまいりますので、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。