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【業界7年目談】ゲーム業界から他業種への転職で意識すべきこと

この記事では、「ゲーム業界から他業種への転職で意識すべきこと」について解説します。

結論から言うと、以下の5点を意識することが大切です。

他業種への転職で意識すべきこと
  • 理由・目的の明確化
  • 希望の明確化
  • 状況の把握
  • スキル・経歴の棚卸し
  • エージェントの徹底活用

筆者自身、ソーシャルゲーム業界からIT業界へ転職した経験があり、その中で意識していたポイントをまとめています。

ゲーム業界での経験は、スピード感ある開発・仕様変更への対応力・ユーザー視点の企画力など、他業種でも通用するスキルが多くあります。

特に大切なのは、自分の置かれている状況を客観的に整理し、第三者の視点を取り入れること

転職エージェントなどを活用して、他業界の情報や求人状況を比較検討することで、より納得感のある選択ができます。

ゲーム業界で「このままでいいのか?」と悩んでいる方も、他業種との違いを知ることで気づくことがたくさんあります。

この記事が、その第一歩としてお役に立てば幸いです。

目次

ゲーム業界から他業種への転職は大丈夫?

ゲーム業界から他業種への転職は、それほど難しくはないです。

ただし、経験やスキルに左右されます。

筆者の知る限りでは、ゲーム業界から転職し、失敗してしまったという例は少ないです。

ですので、あまり不安を持ちすぎないようにしましょう。

心の中で「ゲーム業界辞めたい、他業種へ行きたい!」と思い始めているなら、行動してみてはいかがでしょうか。

転職”活動”するだけなら費用がかからず、時間と労力を投資するだけで新しいキャリアが見つかる可能性があるからです。

デメリットが無いですよね?なんなら転職”活動”は、コスパ良好です。

無料で年収を増やすチャンスが得られると同時に、労働環境の改善も見込めるからです。

人生一度切りですし、自分の幸福を第一に考えましょう。

職歴が浅い人でも転職活動には価値がある

たとえば、ゲーム業界内では転職率が高いため、短期離職でも大目に見てもらえることが多いんですよ。

しかし、他業種の場合、ではそうはいかない。

具体的な業務経験や転職の理由によりますが、短期離職は「すぐ辞める」「忍耐力の無い」などのレッテルを貼られます。

その場合、面接まで行けず、書類選考の段階で落とされる可能性が高まります。

企業側は基本的に「長く働いてくれる人」を求めているためです。

ただし、経験が浅くても、挑戦する分にはノーリスクなので、チャレンジする価値は十分にあります。

職歴が浅い人でも、受け入れる求人は存在しますからね。

20代であれば未経験職でも受け入れてくれる求人は意外と多いですし、可能性は十分にあります。

ブラック企業からは即転職しましょう

どの業界にも言えることですが、ブラック企業は未だに存在しています。

ゲーム開発においては、バグ処理という特殊な性質から、納期間近には長時間労働になることが避けられないこともあります。

しかし、長時間労働が常態化しているなら完全にアウト

筆者自身、ゲーム業界で出向も含めて6つの会社で働いた経験がありますが、「やる気の搾取」が目立つことがしばしばありました。

(特にソシャゲ業界に見られる傾向でした。)

もちろん、すべてのゲーム会社がそうではありません。

ホワイト企業と呼ばれるような、働きやすい環境の企業も確かに存在しています。

ただ、ゲームが好きで働いていた人たちが、献身的に尽くしているのに、使い捨てている光景を何度も目の当たりにしたんですよ。

中には、パワハラでメンタルを病んでしまい、復帰不能になってしまった人もいました。

これは数年前の話ですが、現在でも同様のことが起きている可能性があるのです。

筆者自身も同じように、経験が浅いうちに無理をして身体を壊し、かなり尾を引きました。

だからこそ声を大にして言いたいのは、「心と体の健康は何より大事」にすべきということ。

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ゲーム業界から他業種へ転職|辞めたいと感じる理由6選

では、ゲーム業界がしんどい・転職理由についてお話します。

ゲーム業界は、人材の流動性が高い業界です。

仲の良い社員同士ならば、「いつ辞めます?」と気軽に話すくらいなんですよ。

辞めたい理由①:長時間労働・休日出勤が多いから

長時間労働・休日出勤が多い
  • 仕事を詰め込まれて残業。
  • 同調圧力の残業。
  • 上司のせいで意味のない残業。
  • 人手不足で休日出勤。

ゲーム業界でよく挙げられる転職理由の1つめは、「長時間労働や休日出勤」によるプライベートの損失です。

たとえば、クライアントが契約外の内容をしれっと詰め込んできたり、ディレクターの思いつきで業務が増えたり…。

「これはさすがに無理だろう…」と思うような経験をした人も少なくないでしょう。

軽いノリで無茶振りされると、「どれだけ大変か分かってる?」と思わず感じてしまいますよね。

その結果、ゲーム業界は長時間労働になりがちです。

「プライベートを大切にしたい」という理由で転職を考える人も珍しくありません。

それはもう、当たり前の感覚です。

実際、筆者が出向などで関わってきた中でも、業界全体の約半分の企業は、いまだにブラック気質が残っているという印象です。

ただし、「ゲーム業界全体=ブラック」ではないです。

つまり、業界を変えなくても、会社を変えれば環境が改善することも十分あり得るんです。

辞めたい理由②:ソシャゲ業界の待遇が微妙だから

待遇が微妙
  • 給与が低い。
  • 残業代が全然でない。
  • 賞与が出ない。
  • 各種手当が乏しい。

ゲーム業界でよく挙げられる転職理由の2つめは、「待遇が悪い点」です。

特に多いのが、「スキルに見合った給与がもらえていない」と感じている人たち

例えば、プログラマーやフリーランスの人たちは、独立して働くことで収入を倍増させることができる場合もあります。

しかし、会社員だとどうしても中間マージンが引かれ、給与が抑えられてしまうんですよね。

それに、

  • ボーナスが極端に少ない or そもそも出ない
  • 残業代は月40時間超えなきゃ出ない
  • 給与水準は平均的でも、仕事量が見合っていない

…こういった不満を感じている人も少なくありません。

結果的に、「この待遇なら、いっそ外資系のゲーム会社に行った方がマシなんじゃ…」と感じる人も多いです。

正直、労働条件が働き手に優しくない職場もまだまだ多いというのが実情ですね。

辞めたい理由③:希望するゲームを作れないから

希望するゲームを作れない
  • ゲームを理解していない人に決定権がある。
  • 売れてるゲームの真似ばかり作らされる。
  • 良い案が通らない。

ゲーム業界でよく挙げられる転職理由の3つめは、「希望するゲームを作れない点」です。

「自分の理想とするゲームを作りたい」と夢を膨らませて、ゲーム業界に飛び込んだ人も多いと思います。

しかし、現実はなかなか厳しい。

企業側はあくまで利益重視なので。(商業活動としては当然のことです。)

だからといって、ゲームに対する理解が欠けている人々が決定権を持つことで、利益中心のクオリティの低いゲームが生み出されてしまうのも事実。

特にありがちなのが、ヒット作をそのまま真似しようとするパターンです。

でも実際は、ヒット作の裏にはシステムだけでなく、マーケティング戦略・ストーリー・世界観など多くの要素が組み合わさっているんです。

それを無視して表面だけ真似しても、ほとんど成功しません。

(FGO風のゲームが乱立して、ほとんど消えていった例がまさにそれですね。)

「自分の理想とするゲームを作りたい」と考えている人は、小規模なパブリッシャーに目を向けることがおすすめです。

裁量も大きく、自分の意見が通りやすい環境が多いです。

辞めたい理由④:不安定で先が見えないから

不安定で先が見えない
  • 突然、会社が倒産するかもしれない不安。
  • 業績が振るわずに未来が見えない。

ゲーム業界でよく挙げられる転職理由の4つめは、「不安定で先が見えない点」です。

ソシャゲは、ヒットすれば莫大な収益を生み出します。

例えば、「ポケポケ」「原神」「ウマ娘」は驚異的な収益をだしてますよね。

その反面、コケると開発費すら回収できず、何十億円規模の損失になることも珍しくありません。

ヒットしなかった場合、経営に大打撃を与えて、最悪倒産…というケースもあります。

ゲーム開発は、水ものとよく言われるように成功の予測が難しい業界

筆者自身がかつて働いていた企業の一つは、今ではもう存在していません…。

そんな不安定な業界だからこそ、将来を見据えて転職を考える人が多いのも納得です。

辞めたい理由⑤:人間関係がやばいから

人間関係がやばい
  • 責任のなすりつけ。
  • 上層部との関係性。
  • 非人道的な発言による精神的ストレス。

ゲーム業界でよく挙げられる転職理由の5つめは、「人間関係」です。

どの職場にも言えることですが、一人でもやばい上司や同僚が存在すると、その負のパワーがチーム全体に広がります。

結果、チームのやる気や生産性を大きく低下させるんですよ。

人間関係で言えることは、どの企業でもだいたいク○上司はいます。(言葉が汚くてすみません。わかりやすくするためです。)

筆者自身も、これまで10社(出向含む)近くの職場を見てきましたが、どの企業でも人間関係の問題は必ずと言っていいほど発生します。

10人いたら、そのうち1人はあなたを嫌う、2人は親友になれ、7人はどちらでもない

引用:アドラーの心理学『嫌われる勇気』のユダヤの教え

アドラーの心理学の一節が引用するならば、現場に10名がいたとしたら、2人仲良くなり、7人はふつう、1人は摩擦が起きるのは避けられないということです。

とはいえ、ゲーム業界は個性が強めな人や、ひねくれた人が多い印象も正直あります…。

高圧的、嫌味、マウント取り、ポジショントーク、バカにするなど…、ゲーム業界だけ異様に多い気がしました…。

人間関係は非常に難しくて、転職で解決するかは運次第。

ガチャなんですよね。

辞めたい理由⑥:体力的にきついから

体力的にきつい
  • ゲームリリース時のハードワークに体力が追いつかない。
  • 長期的に働き続けられるビジョンが見えない。

ゲーム業界でよく挙げられる転職理由の6つめは、「体力的にきつい点」です。

プレッシャーも大きく、心身ともにハードな状態が続きますよね。

20〜30代ならまだ耐えられても、年齢を重ねるごとに「この働き方は厳しいかも…」と感じる人は多いです。

実際、40〜50代を前に業界を離れる人もかなり多い印象です。

筆者も過去に、40代後半のプロデューサーが会議中に泣き出してしまった現場にいたことがあり、「あ、自分もこうなるのかも…」と不安になったのを覚えています。

任天堂グループのような超安定企業は別ですが、体力的に長く働ける環境かどうかは会社によって差が大きいのが実情です。

ゲーム業界から他業種への転職|デメリット3選

では、他業種への転職のデメリットについてお話します。

① 他業種に転職すれば「未経験者」

たとえゲーム業界で何年も経験を積んでいても、他業種では新たな分野となるため、一からのスタートになるんです。

業界を跨ぐ転職では、必ず付きまとう問題になります。

そのため、今までのスキルがあまり活かせなかったり、年収が下がる可能性も高め

この点はある程度覚悟しておいたほうがいいでしょう。

とはいえ、年収が下がっても、労働環境が改善されるケースは多いです。

たとえば、残業がほぼなくなったり、心身の負担がぐっと軽くなることも。

年収だけでなく、自分にとって働きやすい環境かどうかも大切なポイントですね。

② 業界文化の違い

ゲーム業界は他業種と比較すると、勤務時間の自由度が高かったり、遅刻に対しても大目に見られることが多いですよね。

また、勤務時間中に漫画を読んだり、散歩したり、あるいは最新アプリを試すことさえ許容されています。

つまり、ゆるい環境を手放す覚悟が必要です。(規律を守っている人なら問題ないですが。)

たとえば──

  • 毎日定時出社が必須
  • 休みの日の連絡はチャットNGで電話対応
  • 昼休み以外の私的行動は基本NG

別業種の話にはなりますが、パチンコ業界から他業種へ転職した人が遭遇した例があります。

  • 「朝礼が無理だった…」
  • 「社訓を唱えるとか耐えられない」
  • 「昼休みにジャンプ買っただけで怒られた…」

ゆるい環境では許されていたことが、規律によって取り締められたことで、出戻りしたというエピソードをよく聞きました。

パチンコ業界もゲーム業界と同様に、結構自由な環境なんですよ。

そのため、ギャップから新しい環境に適応できないケースがあるようです。

③ やる気の喪失

ゲーム開発ってめちゃくちゃつらいけど、専門性が高くて面白いんですよね。

そのため、一般的な仕事が退屈に感じるでしょう。

他業種への転職がしたいなら、「自分が本当に何を求めているのか」を再考する必要があります。

ゲーム業界から他業種への転職|メリット3選

では、他業種への転職のメリットについてお話します。

① 安定性がある

先述しましたが、ゲーム業界は、ヒット作に大きく依存するビジネスモデルなので、どうしても会社の存続が不安定になりがちです。

しかし、多くの他業種では、労働時間や収入に安定性のあるビジネスモデルとなっています。

たとえば、医療・メーカー・IT業界などは、市場のニーズが安定していて景気に左右されにくい分野ですよね。

② より高い給与が得られる

ゲーム業界から他業種へ転職を考える際、給与面でのメリットも大きいです。

ゲームクリエーターの平均年収は「560~580万円」で、日本人の平均年収461万円よりもやや高いのですが、このレンジの給与を得ている人は多くありません。(引用:jogtag

外資系の企業に属する、もしくは役職者にならないと得られない水準だからです。

 平均年収
CGデザイナー478万6,000円
イラストレーター486万9,000円
プロジェクトマネージャー733万6,000円
プログラマー523万円
引用:マイナビエージェント

上記を見ればわかると思いますが、作業員の年収は平均程度です。

しかし、ゲーム開発に必要なスキルは非常に高く、他業種であれば高い給与になることもすくなくありません。

たとえば、ゲーム業界で培ったプログラミングスキルやプロジェクト管理能力は、IT業界、SaaS業界、コンサル業界で非常に重宝されます。

③ 人間関係が改善される

ゲーム業界から他業種に転職すると、人間関係がぐっと良くなるケースも多いです。

ゲーム業界は、クリエイティブな才能が集まる一方で、個性が強く、時にはコミュニケーションが難しい人もいます。

たとえば、チャットでは強気だけど対面は静かな“ネット弁慶タイプ”、感情の起伏が激しい人、他人の気持ちに無頓着な人、女性への配慮が足りない人…などなど。

偏見や悪く言うつもりはないですが、既婚者が少ない業界なので、配慮ができない人が多いんですよ。(差別とかではありません。)

そのため、他業種に転職することで、人間関係が良好になる可能性が高い。

実際に筆者自身も他業種で仕事をすると、人間関係が良くてびっくりします。

ゲーム業界を辞めたい|他業種へ転職する前にやるべきこと

では、ゲーム業界から転職する前にやるべきことについてお話します。

① 理由・目的の明確化

これが曖昧なままだと、転職活動中に迷ったり、方向性がブレたりしやすくなります。

「長時間労働がきつい」「将来が不安」「自分に合ってない気がする」など、ゲーム業界がしんどいと感じる理由は、人それぞれですよね。

だからこそ、まずは“何がしんどいのか”を自分の中で整理することが大事

原因がハッキリすれば、必ずしもゲーム業界を離れる必要がないかもしれないですしね。

② 希望の明確化

次に大切なのは、自分の希望を具体的にすることです。

これをはっきりさせて、優先順位をつけておきましょう。

たとえば、

  • 残業を減らしたい
  • 給与を上げたい
  • 家族との時間を増やしたい
  • テレワークができる働き方に変えたい

など、人によって理想はさまざまです。

また、優先度をつけることで、求人の選定が格段にラクになります。

③ 状況の明確化

次にやっておきたいのが、今の職場環境や待遇を正確に整理することです。

  • 残業時間
  • 年収
  • 福利厚生
  • 年間休日

上記のような内容を、具体的に洗い出すことです。

「え、思ってたより全然もらってないじゃん…」と気づくこともあれば、「意外と恵まれてたんだな」と再認識することも。

どちらに転んでも、これは次の判断材料としてすごく大切な気づきになります。

もちろん、リターンだけが全てではありませんが、生活に直結する部分なので、しっかり把握しておきたいですね。

④ スキル・経歴の明確化

転職活動をスムーズにするために、スキル・経歴を明確にしておきましょう。

転職サイトもエージェントも、職歴の入力が必須。

また、エージェントを利用するなら、情報がまとまっていると話が早いです。

正直、まとめるのはちょっとダルイですが、自分がどんな仕事をしてきて、どんな強みがあるのかを客観的に見直すいい機会でもあります。

⑤ 無料サービスの徹底利用

可能性を広げるために、無料で使えるサービスは徹底して利用しましょう。

転職サイトでも良いのですが、第三者の意見がわからないし、自分の市場価値を定めるのは難しいです。

そこで活用したいのが、転職エージェント。

非公開求人にもアクセスできるようになるので、可能性がグッと広がります。

正直、無料で使えるものは使い倒してなんぼ。

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ゲーム業界から転職しやすい他業種とは?

ゲーム業界からの転職しやすい他業種についてお話します。

進行管理・ディレクター(プランナー)・デザイナー・エンジニアなど、職種ごとに相性の良い業界があるんです。

特に中途エンジニアはどの業界でも引っ張りだこ状態なので、選択肢はかなり広いと思います。

この項目で紹介する業界は、ゲーム業界で働く人々との経験や、筆者自身が個人的に感じたものを紹介しています。

あくまで一つの視点です。

具体的なアドバイスを求める場合は、転職エージェントに相談するのが一番確実ですよ。

IT業界

 オススメ度
エンジニア
プランナー・ディレクター・進行管理
デザイナー

IT業界は、ゲーム業界と最も親和性が高い業界です。

中でも、アプリ開発系の企業は特に相性◎

たとえばソシャゲ開発の経験がある方は、そのままアプリ開発のスキルに直結するケースも多いです。

漫画・医療・英会話・教育系など、今まさにアプリ化(DX)を進めている企業や、eスポーツ・配信アプリ系の会社なども狙い目です。

(このあたりはエージェントに相談すると、いい企業を紹介してもらいやすいですよ)

企業選びは、転職会議やOpenWorkなどの口コミサイトを活用して、自分に合いそうな職場を見つけるのがコツです。

IT業界であれば、今後の伸びしろもあるし、新たなスキルを身につけることも可能です。

個人的には、オススメです。

パチンコ・パチスロ業界

 オススメ度
エンジニア
プランナー・ディレクター・進行管理
デザイナー

パチンコ・パチスロ業界も、ゲーム業界と親和性が高い業界のひとつです。

筆者も実際にこの業界で働いたことがありますが、ゲーム業界出身の人がかなり多く在籍していました。

業務内容は幅広く、たとえばスロット機のカット割りや映像演出、Vコン制作などが中心です。

デザイナー職なら、UI/UX、モーション、3Dモデリングの経験がそのまま活かせる場面が多いです。

プランナーであれば、進行管理やマネジメント寄りの仕事がメイン。

エンジニアなら、社内ツールの開発やメンテナンス業務が中心ですね。

業界全体の雰囲気は、自由でフラットな文化が強く、ゲーム業界とよく似ています

ただし、制作物の監修にはピクセル単位のこだわりがあったりと、意外とシビアな一面もあります。

グッズ・フィギュア業界

 オススメ度
エンジニア×
プランナー・ディレクター
デザイナー

グッズ・フィギュア業界は、エンタメ作品の版権を使って商品を企画・製造・販売する業界です。

特に、流行に敏感な人々にとっては、相性が良いフィールドとなります。

「どの作品が次に流行りそうか」「どのキャラが人気になりそうか」など、先を読む力がある人はかなり重宝されます

業界には、アニメ・漫画・ゲーム好きが多く在籍していて、カルチャー的にもゲーム業界とかなり似ている印象です。

楽しく働ける環境を求めている方には、ぴったりかもしれませんね。

ゲーム業界から他業種へ転職しなくても軸ずらせばOK

「ゲーム業界しんどい…辞めたい…」
でも「仕事の内容自体は好きだから、完全に離れるのは迷う…」

そんな方は、無理に業界を変えるのではなく、“軸を少しズラす”転職もアリです。

たとえば、メタバース・VR・ブロックチェーン・NFTなど、次世代技術を扱う企業に目を向けてみるのも一つの選択肢。

メタバースは、2028年には市場規模が約100兆円に成長すると見込まれ、米国はテック企業が軒並み参入しています。情報引用元:JIJI.com

Facebookが「Meta」に社名変更したのも話題になりましたよね。

「ゲーム業界内で軸をズラして転職する」とは、ゲーム×次世代技術の企業を選ぶということです。

つまり、ソシャゲなどのレッドオーシャンから一歩離れて、これから伸びる分野=ブルーオーシャンにチャレンジできるんです。

ゲーム業界×IT業界のようなイメージですかね。

他にも、ゲーム配信アプリ(REALITY・OPENREC・Mirrativなど)も、これまでのゲーム業界の知識が活かせるフィールドですよ。

まずはちょっとずつでも良いので、ゲーム業界に違い他業種の動向にも目を向けてみてください。

色々調べてから、転職を始めても遅くないです。

このようなことも含めて、転職エージェントに相談することをおすすめしています。

転職エージェントは、自分の知らない情報を共有してくれるので、驚くことがあります。

たとえば、コロナ禍だった時でも、IT業界の求人数の推移は右肩上がり(売り手市場)で、予測されていた状況と全く異なる動きを見せていました。

ご時世的な影響で、求人数の推移は停滞か右肩下がりだと思っていたのですが、実は逆とのこと。

無料で相談できて、知らなかった情報が手に入る。

使わない手はないですよ。

おすすめエージェント

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ゲーム業界辞めたい|他業種が気になるならば何か一つ行動しよう。

もし「ゲーム業界がしんどいな…」と思っていて、他業種が少しでも頭をよぎるなら、何か一つでも行動してみることをおすすめします。

まずは、転職エージェントや転職サイトに登録してみるだけでもOK

…とはいえ、「登録するのって面倒だし、ストレスだよな〜」って気持ち、すごくわかります。

ちょっとストレスがあるだけでも、登録する気力も無くなってしまいますよね。

ただ、面倒と思う時に重い腰を上げることが大事です。

エージェントは、さまざまな業界とのつながりがあるので、自分では気づけなかった選択肢や、具体的な求人情報を教えてくれます。

まず話を聞いてみるだけでも、視野がかなり広がりますよ。

「いきなりエージェントはちょっと…」という方は、転職サイトからでも全然アリです。

気になる求人をストックしておけば、寝る前にチェックしたり、メールで最新情報を受け取ったり、ムリなく始められます

登録しておくだけでも、確実に一歩前進です!

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本記事のまとめ|ゲーム業界から他業種への転職したいなら、まず行動!

本記事のまとめ
  • 他業種に転職すると「未経験者」扱いとなる。
  • 他業種に転職する場合、ゲーム業界のゆるい環境を諦める必要がある。
  • ゲームと無縁の仕事をすると、退屈に感じるかもしれない。
  • 転職したい理由や状況を明確化して、エージェントに相談するのが手っ取り早い。
  • 転職活動するだけなら無料なので、とりあえず行動してみるのが正解。

ゲーム業界から他業種への転職は、全然アリ

転職は、成長と挑戦ですからね。

特に20代〜30代前半で転職を考えているなら、悩みすぎるより、まずは行動してみるのがおすすめです。

とはいえ、「今すぐ会社を辞めろ」って話ではありません。

「自身の市場価値を確認して、どのような選択肢があるのか」を見つけるための活動のことです。

いろんな業界を調べて、どんなキャリアが自分に合いそうか考える。

それだけでも、今後の選択に自信が持てるようになります

ただ、実際には10人中9人は、具体的な行動には移さないんですよ。

「なんか面倒だな…」って思って、そこで止まっちゃう人がほとんど。

でも、ちょっとでも動ける人が、後々大きな差をつけていくのが現実です。

たとえうまくいかなくても、それは必ず自身の経験として役立ちます。

成功してる人って、実は“成功率”が高いんじゃなくて、“行動量”がハンパないんです。

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